+==1 と、
正しく計算した子に、
計算の仕方を聞きます。
+==1 の を示して、
「ここから」と言って、
1 を示して、
「ここ、どうやったの?」と言います。
「上と下が同じだから、1」と、
自分の計算を教えてくれる子が多いと知ったら、
読んで理解できただけの学習知です。
さて、実際に、
分母と、分子が同じ数の仮分数を、
1 と計算した子に出会えたら、
「合っている」と認めてから、
「ここから」、
「ここ、どうやったの?」と聞きます。
こう聞いたとき、
「上と下が同じだから、1」のように、
子どもが教えてくれたら、
さらに、
同じ数の分子と、分母を、この順に示して、
「これ割るこれは?」と聞きます。
「えっ、あっ、いち(1)」や、
「そうか、割ったんだ」のように、
子どもはさまざまに反応します。
このような指導体験で得られることすべてが、
体験知です。
こちら自身の気付きや変化、
子どもの変化や、話す文言などなどです。
(基本 -1430)、(分数 -571)
関連:2023年09月27日の私のブログ記事
「分子が 5 で、分母も 5 の仮分数を、
1 と、正しく計算できた子に、
「どうやったの?」と聞きます。
「上と下が同じだから、1」と言われたら、
計算自体をリードします」。