繰り上がりのたし算 の
一の位の 5 と 8 を示して、
「 5+8=13 」と言って、
8 の真下を示して、
「ここ、3 」、
「指、1 」と言うような実況中継型リードです。
リードされた子は、
と書いて、
指を 1本伸ばします。
でも、
どうすべきなのか理解できていながら、
できない子がいます。
「この子は、
一の位の答え 3 を書くことと」、
「指を 1本伸ばすこと」、
「理解できていて、踏み出せない子」と、
真偽ではなくて、
効果性の高い学習のために仮定して、
の 8 の真下を示して、
「さん(3)、書いて」と促して、
子どもが、
と書いたら、
「そう」と受け止めてから、
子どもの指を 1本伸ばしながら、
「指、1」と言って、
指を 1本伸ばすことを手伝います。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
「指、1」と言っても、
自力で、
自分の指を 1本伸ばせない子に出会えたら、
代行型の手伝いで、
こちらが、子どもの指を、
1 本、ソッと優しく伸ばします。
このような代行型の手伝いをするこちら自身が、
「分かっていて、できない」と
理解できているのかどうかを、
自分の心に探ったさまざまな結果や、
子どものさまざまな反応そのものが、
実際に指導した結果得られる体験知です。
例えば、
子どもが、
嬉しそうかどうか?
あるいは、
1本伸びた自分の指に
納得できているのかどうか?
(基本 -1432)、(+- -787)
関連:2023年09月29日の私のブログ記事
「繰り上がりのたし算を、
「指、いち(1)」とリードしても、
指を、1本伸ばせない子には、
こちらが、この子の指を手に取り、
1本伸ばします。代行です」。