(1-1.2)÷(1.4-1 )= のような
四則混合の計算問題で、
計算する前に計算順を決めている子から、
計算の仕方を聞かれたら、
すでに習っていることですが、
初めて習う子に教えるように、
以前の教え方とまったく同じような
実況中継型リードを見せて教えます。
こうすれば、
こちらの実況中継型リードを見ている子は、
「どこかで見たような・・・」と、
デジャブのような既視感を持つようです。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
実際に、
(1-1.2)÷(1.4-1 )= のような
四則混合の計算問題で、
計算の仕方を聞かれたら、
実況中継型リードを見せて教えます。
すでに習っている計算だと、
子どもが気付きやすい実況中継型リードは、
速いスピードの計算ですから、
子どもから聞かれたら、
即、速いスピードの実況中継型リードを
いきなりのように見せてしまいます。
(1-1.2)÷(1.4-1 )= の
左のかっこ (1-1.2) の中の
1.2 を示して、
上の方の余白を示して、
「これ、ここ」と言って、
1.2= と子どもが書いたら、
「いち(1)、棒」と言って、
1.2=1 と子どもが書いたら、
「下、じゅう(10)」、
「上、に(2)」と言います。
こちらの速いスピードの実況中継型リードに、
こどもは夢中になって付いてきて、
1.2=1 と書き終わります。
と、
速いスピードの実況中継型リードを見せて、
子どもを夢中にさせます。
続きは省略しますけれど、
このような指導から得られるさまざまな知識は、
すべて体験知です。
こちら自身の内面の変化や、
子ども自身の動きや、発言などの反応です。
(基本 -1442)、(分数 -573)
関連:2023年10月08日の私のブログ記事
「四則混合の中の一つ一つの計算は、
以前に習ったときよりも
難しく感じるのが普通です。
計算できなくなることもあります。
このようなとき、
以前とまったく同じような教え方をします」。