四則混合の答えの出し方を、
① 計算する前に計算順を決めることと、
② +・-・×・÷ のどれかを計算することの
2つの部分に分けます。
こちらが、
2つの部分に分けていることや、
2つの部分を参加型の実況中継型リードで
子どもを参加させながら教えていることは、
こちらが意図していることです。
例えば、
四則混合 3×(5-3)= を、
計算する前に、
「計算順?」と子どもに聞くとき、
こちらは、
四則混合の 2つの部分の 1番目の部分を
子どもを参加させながら教えています。
でも、これは、
こちらの意図です。
習っている子どもは、
2つの部分の 1番目の部分であるなどと
まったく意識しないまま
計算順を決めて、
指で、
① かっこの中の - 、
② かっこの左手前の × を、
無言で示すだけです。
四則混合の計算は、
計算順を先に決めるものと
子どもは受け止めていますから、
「面倒」などと思うことなく
答えを出すために、
すべきことをしているだけです。
同じように、
3×(5-3)= の - を示して、
「これ、ここ」と言って、
× を示して、
「これ、ここ」と言うとき、
こちらは、
四則混合の 2つの部分の 2番目の部分を
子どもを参加させながら教えています。
子どもは、
2つの部分の 2番目の部分であるなどと
まったく意識しないまま
こちらに指定された余白で、
5-3=2 と書いて、
別の余白に、
3×2=6 と書きます。
これも、
「面倒」などと思うことなく
答えを出すために、
すべきことをしているだけです。
(基本 -1521)、(分数 -602)
関連:2023年12月26日の私のブログ記事
「四則混合の計算を、2つのゲームに分けて
答えを出す方法を、実際に教えます。すると、
子どもが自力で、2つのゲームに取り組む様に、
アレコレと気付きます」。