たし算の計算中に、集中が切れても、戻す力が強ければ、楽に戻すことができます。切れた集中を戻すことは、体験知です。

他の何かに気持ちが移っても、

すぐに、たし算に気持ちを戻すことは、

集中を続ける体験を繰り返すことで、

できるようになる体験知です。

 

例えば、

8+4=、7+6=、・・・のようなたし算 100問を、

練習しているときに、

何回となく、他の何かに、気持ちが移り、

その他の何かから、

たし算に気持ちを移すことを、

繰り返し練習します。

 

他の何かに移った気持ちを、

再び、たし算に、戻すことは、

子どもが自力であろうが、

こちらに手伝われてであろうが、

他の何かに気持ちが移っている時間が、

長くても、

あるいは、短くても、

たし算から、他の何かに、

そして、他の何かから、たし算に、

気持ちを移す練習です。

 

 

1回練習すれば、

1回体験できます。

 

8+4=、7+6=、・・・のようなたし算 100問が、

終わるまでに、

20回練習すれば、

20回体験できます。

 

 

気持ちを、

ピンポンゲームのように、移すことは、

体験から得ていますから、

体験知です。

 

言葉にすることの難しい内容ですが、

体験知が積み重なることで、

何らかの力になり、

他の何かに移った気持ちを

たし算に戻すことが、

楽にできるようになります。

 

体験知由来の力ですから、

ある種の感覚のようなもので、

他に移ってしまった気持ちを、

たし算に戻すことを、

確実にできるようになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1671)、(+-  {\normalsize {α}} -938)