四則混合の教え方も、
初めての計算式を見せて、
慣れ親しんでいることだけを言って、
答えの出し方を教えるような教え方の型です。
例えば、
(2-1 )×( + )= です。
(2-1 )×( + )= が、
初めての計算式なのですが、
子どもには、
どの部分も、
見慣れている計算だけなのです。
たし算 + が、初めての子でしたら、
+ が、初めての計算式です。
共通分母を探して、
共通分母で通分して、
分子同士を足すような計算です。
このような計算を、
慣れ親しんでいることだけを言って、
答えの出し方を教えます。
ですが、
四則混合まで進んでいます。
たし算 + も、
ひき算 2-1 も、
かけ算も、
すべて習っている子です。
思い出せるかどうかは、別として、
初めての計算式はないのです。
では、
四則混合で初めて習うことは何でしょうか?
計算する順番が、
四則混合で、初めて習うことです。
(2-1 )×( + )= を見て、
1番目は、左のかっこの中のひき算、
2番目は、右のかっこの中のたし算、
3番目は、左のかっこの右のかけ算と、
計算する順番を決めることが、
四則混合で初めて習うことです。
初めて習う計算する順番を決めることを、
慣れ親しんでいることだけを言って、
決められるように育てる教え方の型です。
しかも、
慣れ親しんでいることだけを言うことは、
とてもシンプルです。
(2-1 )×( + )= の
左のかっこの中のひき算の - を示して、
「こう」と言って、
右のかっこの中のたし算の + を示して、
「こう」と言って、
左のかっこの右のかけ算の × を示して、
「こう」と言うことです。
初めて習う計算する順番を決めることを、
慣れ親しんでいることだけを言って、
決められるように育てる教え方の型になっています。
(基本 -1795)、(分数 -676)