瞬時に答えを浮かべるたし算の感覚の素早さに、筆算のたし算の計算のスピードを合わせます。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 46 \\ +\: 27 \\ \hline \end{array} }} \\ のような筆算のたし算で、

繰り上がり数1を、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} {\begin{matrix}1\:\:\:\:\\46\end{matrix}} \\ +\: 27\, \\ \hline \end{array} }} \\ のように、

46の4の真上に書いています。

 

6+7 や、4+2 のたし算の答え13や、6が、

2つの数字を見たら、見ただけで、

頭に浮かぶ感覚を持っています。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 46 \\ +\: 27 \\ \hline \end{array} }} \\ の6と7を上から下に見たら、

足した答え13が浮かんでいます。

瞬時です。

 

一瞬で出ている答え13の3を、

ユックリと書いて、

13の1を、46の4の上に、

ユックリと書いています。

 

正しく計算しようとしているのでしょうが、

たし算の答え13が、

瞬時に出ているのに、

そこから後のユックリとした動きは、

とても不自然です。

 

繰り上がり数1を、

46の4の上に書く

今の計算の仕方をそのままにして、

動きだけを速めるようにリードします。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 46 \\ +\: 27 \\ \hline \end{array} }} \\ の46の4と、27の2を隠します。

こうして、6と7が見えるようにします。

 

そして、すぐに「じゅうさん(13)」です。

6+7 の答えです。

 

続いて、

27の7の真下を示して、

「ここ、さん(3)」、

46の4の上を示して、

「ここ、いち(1)」です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} {\begin{matrix}1\:\:\:\:\\46\end{matrix}} \\ +\: 27\, \\ \hline \:\:\:\:3\,\end{array} }} \\ のように、

答え3と、

繰り上がり数1を書くスピードを速めます。

 

次に、4と2を上から下に示しながら、

「ろく(6)」です。

 

すぐに続けて、

46の4の真上の1を示して、

「しち(7)」です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} {\begin{matrix}1\:\:\:\:\\46\end{matrix}} \\ +\: 27\, \\ \hline \:\:73\,\end{array} }} \\ と書き終わるまでのスピードを速めて、

6+7 を見ただけで、

瞬時に答え13を出すスピードと

バランスさせます。

 

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