集中が切れて、計算から離れています。問題視して、切れている集中に対処したくなります。目的を思い出します。計算に戻して、子どもを育てることです。

5+4=、8+4=、4+4=、7+4=、8+5=、

5+5=、7+5=、6+5=、9+5=、4+6=、

8+6=、5+6=、9+6=、7+6=、4+7=、

8+7=、6+7=、7+7=、5+7=、6+8=、

8+8=、4+8=、9+8=、7+8=、7+9=、

このようなたし算を計算しています。

 

100問や、

200問を計算します。

 

この子は、

5+4= の5を「ご」と黙読した後、

+4 の4を見てから、

「ろく、しち、はち、く」と数えて計算します。

 

数える計算をしていても、

集中が続けば、

100問を10分前後で、

200問を20分程度で計算できます。

 

この子は、

数えて計算する子です。

 

今はまだ、

10分や、

20分も、集中が続きません。

 

100問のたし算を計算しているとき、

途中で何回も、

集中が切れて計算から離れます。

 

「また、集中を切らせて」と、

とがめるように見てしまいますが、

問題視しないようにします。

 

「未熟だから、集中が切れる」、

「手伝えば集中が戻る」、

「集中が切れないレベルに育つまで手伝う」と、

心で決めて、

計算をリードします。

 

集中が何回も切れてしまう

問題視したくなる悪さがあるから、

必要なだけ手伝って、

子どもを育ててしまいます。

 

悪さがあるから、

子どもを育てるチャンスと考えます。

 

手伝う目的は、

たし算をドンドン計算してしまう子に

育てることです。

 

問題視したくなる集中力の弱さを

解決することと似ていますが、

微妙に違います。

 

ドンドン計算してしまう子に育てば、

結果として、

集中が切れなくなります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -060)、(+-  {\normalsize {α}} -045)