2020年06月13日(土)~06月19日(金)のダイジェスト。

20年06月13日(土)

 

8+5 を見ることで、

答え 13 を、8+5=13 と書くことができる

たし算の感覚があります。

 

正体不明ですが、

問題 8+5 と、答え 13 の組と仮定すれば、

たし算を数える計算を工夫できます。

 

 

20年06月14日(日)

 

たし算の感覚の思いもしない使い方を見せて、

「えっ。そんなことできるのだ!」と、

子どもの心を刺激します。

 

14+9= の 14 を一つの塊と見ている子に、

1 を隠して、

「し足すく、じゅうさん(4+9=13)」です。

 

その後で、

1 を見せて、

「にじゅうさん(23)」です。

 

思いもしない計算の仕方が、

子どもへの強い刺激になります。

 

 

20年06月15日(月)

 

先に、計算の仕方を決めてから、

その後で計算する子に育てます。

 

分数以前は、

こちらの計算を実況中継で見せて教えます。

 

「分かった!」となったら、

先に、計算の仕方を決める子になっています。

 

分数は、子どもが計算した後で、

「どうやったの?」と聞きます。

 

自分の計算を言うことで、

先に、計算の仕方を決める子になります。

 

 

20年06月16日(火)

 

複雑な連立方程式 {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}{\Large\frac{x+1}{36}}+{\Large\frac{y-1}{27}}={\Large\frac{1}{4}}\\{\Large\frac{x+1}{3}}-{\Large\frac{y-1}{4}}={\Large\frac{1}{3}}\end{array}\right.\end{eqnarray}} の計算で、

途中で14回も計算を止めて、

計算の仕方を先に決めています。

 

こうできるように育てたから、

こうできます。

 

 

20年06月17日(水)

 

答えを生み出してしまうような

解き方をする子がいます。

 

 {\normalsize {α^{2}β+αβ^{2}}} から、

 {\normalsize {αβ(α+β)}} を、

作り上げてしまう感じの解き方です。

 

 

20年06月18日(木)

 

高校数学の計算には、

そのように計算する目的があります。

 

先に目的を意識することで、

計算の仕方が変わります。

 

 

20年06月19日(金)

 

帯分数の扱い方が、

たし算と、ひき算と、かけ算で、

少しずつ違います。

 

この帯分数の扱い方の違いが、

子どもを戸惑わせて、混乱させます。

 

戸惑いや、混乱から抜け出ることを、

子どもの問題としてしまって、

計算だけを手伝うのがコツです。