2021年01月09日(土)~2021年01月15日(金)のダイジェスト。

21年01月09日(土)

 

それ以前と、

それ以後で、

子どもが大きく違ってしまう

固有な計算があります。

「この子、化けた」と感じます。

 

例えば、

すべてのたし算の問題の答えが

心に浮かぶようになったとき、

「化けた」と感じます。

 

あるいは、

「試行錯誤で計算の仕方を決める」ように

子どもが育つときです。

 

 

21年01月10日(日)

 

因数分解の練習を繰り返すと、

やがて子どもは、

式の「形」を見るようになります。

 

例えば、

 {4x^{2}y^{2} -y^{2}}=因数分解を、

まず、

 {y^{2}(4x^{2} -1)}= として、

それから、

 {y^{2}(2x+1)(2x-1)} とできるのは、

 {4x^{2}y^{2} -y^{2}}= の「形」を見て、

公式 :  {a^{2} -b^{2}}=(a+b)(a-b)

隠れているのを見抜いたからです。

 

21年01月11日(月)

 

たし算 7+8=15 の計算の

全体を見ての印象は、

2 つの数 : 7 と 8 を、

1 つの数 : 15 に変えていることです。

 

これは、

たし算の「形」と言えます。

 

「しち足すはちは?」と聞かれて、

頭に、答え 「じゅうご(15)」が浮かぶ感覚は、

2 つの数 : 7 と 8 を、

1 つの数 : 15 に結び付ける感覚です。

 

 

21年01月12日(火)

 

頭の中に筆算の「形」を持てば、

345+987= や、

52-38= や、

34×8= を、

筆算を書かずに、

このまま計算できます。

 

 

21年01月13日(水)

 

分数を、

 {\Large\frac{〇}{〇}}

棒の上と下に数が書いてある「形」と見れば、

計算を理解しやすくなります。

 

分数計算の前に、

たし算 7+8=15 や、

ひき算 13-4=9 や、

かけ算 2×6=12 や、

わり算 32÷4=8 を、

楽にスラスラとできるようにしています。

 

分数計算は、

この 4 つの計算を組み合わせるだけです。

 

 

21年01月14日(木)

 

分数の計算は、

たし算 7+8=15 や、

ひき算 13-4=9 や、

かけ算 2×6=12 や、

わり算 32÷4=8 の組み合わせです。

 

ですから、

組み合わせ方を、

「形」と見ることができます。

 

 

21年01月15日(金)

 

算数の計算の中に、

さまざまな「形」があります。

 

計算を練習する中で、

子どもは自然に、

「形」を見るようになります。