2022年01月08日(土)~2022年01月14日(金)のダイジェスト。

22年01月08日(土)

 

約分の逆の倍分を、

本質的に、

方程式を解くような計算をしている子です。

 

例えば、

 {\Large\frac{3}{4}} {\Large\frac{\:\:\:}{8}} の答え 6 を、

右の分母 8 から、

左の分母 4 を見て、

8÷2=4 と同じように、

「2 で割って、3 になる数?」で出しています。

 

「どうやったの?」と、

この子に、

聞いたから分かったことです。

 

このように、

「どうやったの?」と聞くことは、

重要です。

 

 

22年01月09日(日)

 

2次方程式の解を判別する判別式を、

2次方程式の係数と結び付けた形で覚えます。

 

例えば、

x の係数の2乗

-4、

掛ける  {x^{2}} の係数、

掛ける 定数のような形で覚えます。

 

こうすると、

2次方程式の係数が文字になっていても、

使うことができます。

 

例えば、

 {3x^{2}-7x+2a-1=0}

判別式  {D=(-7)^{2}-4×3×(2a-1)} です。

 

 

22年01月10(月)

 

2けたの筆算のたし算  {\normalsize { \begin{array}{rr} 85 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\ を、

モタモタとダラダラと計算しています。

 

この子が、

サッサとテキパキとした計算に変えようと思えば、

すぐに変えることができます。

 

すぐに変えることができることを、

この子の計算  {\normalsize { \begin{array}{rr} 85 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\ を、

こちらがリードすれば、

体感させることができます。

 

 

22年01月11日(火)

 

通分が必要な 3つの分数の

たし算とひき算の計算

 {\Large\frac{1}{3}}-2 {\Large\frac{2}{5}}+1 {\Large\frac{3}{10}}= は、

決められた順に、

2つか 3つの数だけを、

順に見て、

計算しているだけです。

 

ここが分かっている子は、

頭の中で計算してしまいます。

 

そして、

 {\Large\frac{1}{3}}-2 {\Large\frac{2}{5}}+1 {\Large\frac{3}{10}}=5 {\Large\frac{7}{30}} と、

答えだけを書きます。

 

 

22年01月12日(水)

 

算数の計算の

答えを書いていく流れがあります。

 

注意して眺めれば、

気付くことができます。

 

たし算 7+6= と、

わり算 21÷7= と、

約分  {\Large\frac{2}{4}}= を例にして、

答えを書いていく流れを説明します。

 

たし算 7+6= は、

7 の次の 8 から始める

6飛びの数字の列の

最初の数字 13 が答えです。

 

わり算 21÷7= は、

7×1=7 から始める

7飛びの数字の列の中の 21 を利用します。

 

約分  {\Large\frac{2}{4}}= は、

2×1=2 から始める

2飛びの数字の列の中の

2 と、4 を利用します。

 

 

22年01月13日(木)

 

「どうなったら?」の答えは、

未来がすでに起こったことのような内容で、

不思議と自分のことです。

 

「どうしたら?」の答えは、

他者の今を変えようとする内容です。

 

 

22年01月14日(金)

 

12+8= の答えを、

2+8=10 と瞬時に出す力を

利用して教えます。

 

こちらが、

子どもの真後ろに立つことで、

子どもの内面の様子を

かなり正確に感じることができます。