2022年01月01日(土)~2022年01月07日(金)のダイジェスト。

22年01月01日(土)

 

2次方程式の解の公式を、

2次方程式  {3x^{2}-12=0} のように、

x の項がないとき、

使えなくなる子がいます。

 

係数を、0 と考えるだけなのですが、

発想を飛躍できないようです。

 

 

22年01月02日(日)

 

30+14= を、

暗算で計算します。

 

指の取れている子ですが、

7+8= を見たら、

答え 15 が浮かぶ感覚を

応用するには難しすぎます。

 

だから、

14回数えて答えを出します。

 

10 飛びを 1回と、

更に 4回数えます。

 

 

22年01月03(月)

 

7+6= 、8+3= 、6+5= 、・・を、

数えて答えを出す子は、

数える回数の違いではなくて、

違うリズムに切り替えながら

答えを出しています。

 

 

22年01月04日(火)

 

筆算のかけ算 {\normalsize{\begin{array}{rr} 27 \\\:\times\:\:\: 6 \\ \hline \end{array}}}\\ を、

とてもダラダラと計算しています。

 

「1時間で終わらせる」と、

この子の心が、

この子に気付かれないように決めて、

この子をコントロールしているからです。

 

と、このように考えれば、

この子をリードすることができます。

 

 

22年01月05日(水)

 

2けたの数の筆算のたし算  {\normalsize { \begin{array}{rr} 68 \\ +\: 47 \\ \hline \end{array} }} \\ は、

縦に見た 1けたの数のたし算

8+7=15 と、6+4=10 を、

2回です。

 

一の位のたし算の答え 15 と、

十の位のたし算の答え 10 の書き方が、

大きく違います。

 

子どもは、

慣れて受け入れるまで、

抵抗します。

 

 

22年01月06日(木)

 

問題を見たら、

分数計算の答えらしい数が、

見えてしまう特別な力を持っている子です。

 

例えば、

 {\Large\frac{51}{5}}= を見たら、

答えらしい数 9 {\Large\frac{6}{5}} が見えます。

 

正しい答えは、10 {\Large\frac{1}{5}} ですから、

常に、正しい答えが見えるのではないようです。

 

 

22年01月07日(金)

 

自分を信じる気持ちが強い子は、

答えの出し方を思い出せない計算問題に、

「工夫してみようか・・」と取り組むことができます。

 

例えば、

四則混合 (2- {\Large\frac{5}{6}} )÷ {\Large\frac{7}{8}}= の

1番目の計算 2- {\Large\frac{5}{6}} です。

 

自分を信じる気持ちが弱い子は、

「嫌だなぁ」の気持ちに支配されて、

まったく手が付きません。