2022年08月13日(土)~2022年08月19日(金)のダイジェスト。

22年08月13日(土)

 

5+3=  の 5 を見て、数え始めることや、

数えることと、+3 の 3 を見ることの

2つの動作の同時並行や、

数える回数を、3回と素早い動きで決めることを、

こちら自身を、

ロールモデルとして見せることで、

子どもに教えます。

 

 

22年08月14日(日)

 

7+5=  を見ただけで、

答え 12 が出るたし算の感覚のような

体験知を持つだけではなくて、

たし算の練習を繰り返す体験から、

体験知を得ること自体も学ぶことができますから、

たし算が算数や数学の基礎なのです。

 

 

22年08月15日(月)

 

「言って、書かせる教え方」を、

何回か繰り返すことで、

手順のある計算の答えの出し方を教えます。

 

例えば、

2けたの筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 45 \\ +\: 18 \\ \hline \end{array} }} \\  でしたら、

2回の「言って、書かせる教え方」で、

答え   {\normalsize { \begin{array}{rr} 45 \\ +\: 18 \\ \hline\:\:63\end{array} }} \\  が出ます。

 

 

22年08月16日(火)

 

暗算のたし算やひき算から、

筆算のたし算やひき算に進むと、

計算ミスに対する態度が、

大きく変わります。

 

間違えることを受け入れるようになります。

 

だから、

暗算のたし算やひき算を

計算している子の計算ミスを、

こちらはまったく気にしません。

 

気にしない態度を、

見せて教えます。

 

 

22年08月17日(水)

 

常に強い「伸びたい欲求」を、

子どもは心の底に秘めています。

 

現れ方はさまざまです。

 

現れ方が弱い日に、

「どうしたの?」や、

「できるでしょ!」と励ますと、

現れ方が、

もっと弱くなります。

 

受け入れてしまって、

答えの出し方を代行します。

 

現れ方が、

強くなります。

 

 

22年08月18日(木)

 

47÷3=  との付き合い方を、

固定します。

 

初めて計算するときも、

分数の中の計算になっているときも、

まったく同じ教え方をします。

 

子どもが、

「あぁ、あれだ」と、

思い出しやすい教え方です。

 

例えば、

 {\Large\frac{47}{3}}=15 {\Large\frac{2}{3}}  や、

47÷3-17÷3= {\Large\frac{47}{3}} {\Large\frac{17}{3}}=  です。

 

 

22年08月19日(金)

 

2けたの筆算のひき算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 54 \\ -\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の

一の位だけ   {\normalsize { \begin{array}{rr} 54 \\ -\: 15 \\ \hline \:\:\:\:9\end{array} }} \\  を、

先に計算してしまう子です。

 

一の位の次に、

十の位のひき算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 54 \\ -\: 15 \\ \hline\:\:39\end{array} }} \\  に移ることを、

この子の内面の何かが邪魔しています。

 

計算スピードを速くする手伝いで、

その何かを取り去ることができます。