5x-(-2x+4)=5x+2x-4= まで計算して、迷います。子どもから、続きだけを聞かれたら、-4 を無言で隠す教え方をします。

5x-(-2x+4)=

5x+2x-4= までできて、

計算が止まります。

 

そして、

しばらくジッと考えてから、

続きの計算を聞く子です。

 

聞き方に、

真剣さが出ています。

 

無言で、

聞きたいところを

指で示すだけです。

 

5x-(-2x+4)=

5x+2x-4= の

自分が書いた式 : 5x+2x-4= を、

黙って、

真剣な雰囲気で、

指で示しています。

 

これは、

自力で出したいのに、

出せない「完全解答の出し方」を、

聞いている態度です。

 

こちらも、

この子の真剣さに合わせて、

無言で、

教えます。

 

5x+2x-4= の

-4 だけを隠します。

 

5x+2x-4= の -4 を隠すと、

5x+2x  = のように見えます。

 

これだけの教え方で、

子どもは、

「あっ」と気付きます。

 

そして、

5x-(-2x+4)=

5x+2x-4=

7x-4 と完全解答を生み出します。

 

この子は、

「完全解答」を生み出そうとしています。

 

でも、

5x+2x-4= まで書いて、

この次の計算で迷ったようです。

 

5x と、2x だけを、

計算するのだろうと、

当たりを付けているようですが、

迷ったようです。

 

聞かれたこちらは、

「完全解答」の生み出し方を教えます。

 

5x+2x-4= の -4 は、

見えていて見ないのですから、

5x+2x だけを見るだけです。

 

つまり、

5x+2x-4= の 5x+2x だけを、

計算すると決めているから、

5x+2x だけを見ます。

 

ここを教えたいのですから、

5x+2x-4= の -4 を、

黙って隠すだけの教え方になります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -384)、(分数  {\normalsize {α}} -143)