の 1 を、
無言で隠すだけのリードです。
何も言いません。
何も、教えません。
ただ、1 を隠すだけです。
すると、
子どもには、
が見えます。
2けた×1けたです。
この子は、
楽に計算することができます。
です。
実は、
の 1 を、
無言で隠した後、
を見た子が、
と書くかどうかは、
こちらの気持ち次第です。
言葉で説明することが難しい内容ですが、
論理的な理解ではなくて、
感覚的な理解のために、
説明します。
2けた×1けたを、
速いスピードで、楽に計算できる子です。
だから、
「1 を隠します」、
「すると、2けた×1けたが見えます」、
「楽に計算できます」のような感じの気持ちを、
こちらが持ってしまうと、
とても強い気持ちになります。
子どもの負担になります。
の 1 が隠されたために、
が見えても、
こちらの強い気持ちに圧倒された子は、
小さくなっていますから、
答えを書こうにも書けません。
動けないのです。
だからといって、
「できても、できなくても、
どっちでもいいけどね!」、
「できるなら、答えを書いてほしいなぁ」と、
このような気持ちでは、
この子の意欲が薄れてしまいます。
やはり、
期待されていないと、
子どもは動けないようです。
ですから、
「できるはず」の強さより弱く、
「どっちでもいい」の弱さよりも強い
この間のような気持ちで、
「期待はしているけれども・・・」のような
曖昧な気持ちがピッタリです。
(基本 -935)、(×÷ -170)