2021年03月06日(土)~2021年03月12日(金)のダイジェスト。

21年03月06日(土)

 

子どもから聞かれた計算の続きを、

こちらが、

無言で書くだけの教え方は、

続きの計算を知って、

計算を完成させたい・・のような

子どもの希望(Win)を満たしますから、

受け入れてもらえます。

 

例えば、

{\Large\frac{1}{\sqrt{2}}}{\Large\frac{\sqrt{2}}{2}}

{\Large\frac{\sqrt{2}}{2}}{\Large\frac{\sqrt{2}}{2}}= まで計算して、

続きを聞く子に、

無言で、

子どもの目の前で、

{\Large\frac{1}{2}}\sqrt{2}{\Large\frac{1}{2}}\sqrt{2}= と書き足します。

 

 

21年03月07日(日)

 

すでにできるようになった計算を利用して、

その先の計算をできるようにします。

 

でも、

すでにできるようになった計算が、

その先の計算を混乱させて、

邪魔することもあります。

 

{\Large\frac{2\sqrt{3}}{3\sqrt{8}}} の分母を

有理化します。

 

有理化は、

すでにできるようになった計算です。

 

そして、

{\Large\frac{\sqrt{8}}{\sqrt{8}}} を掛けて、

{\Large\frac{2\sqrt{24}}{24}} と計算しています。

 

この続きの計算に迷います。

子どもに聞かれて、教えます。

 

 

21年03月08日(月)

 

深い集中は、

10秒間と仮定して、

10秒間の深い集中の集め方を体験させます。

 

例えば、

{\Large\frac{2\sqrt{3}}{3\sqrt{8}}} の分母の有理化を、

\sqrt{8} を、分母と分子に掛けて、

{\Large\frac{2\sqrt{24}}{24}} としている子に、

\sqrt{8}=2\sqrt{2} と変形することから

教えるようなリードです。

 

こうして、

子どもの学びのレベルを向上させます。

 

 

21年03月09日(火)

 

子どもの育ちに、

計算の感覚の育ちと、

「つかんだ!」と感じる

学びの感覚の育ちがあります。

 

9+6= の数える計算が、

たし算の感覚で、

答え 15 を浮かべる計算に育ちます。

 

これが、

計算の感覚の育ちです。

 

「たし算の感覚」を

「つかんだ!」と感じるようでしたら、

それが学びの感覚の育ちです。

 

 

21年03月10日(水)

 

集中が切れている子に、

その子の計算を、

こちらがしている姿を見せれば、

自然に集中が戻ります。

 

例えば、

9+2= で集中が切れている子です。

 

9+2= の 9 を示して、

「く」と声に出して読み、

+2 の 2 を示して、

「じゅう、じゅういち」と数え、

9+2= の = の右を示して、

「ここ、じゅういち(11)」です。

 

こちらが計算している姿を見た子は、

自然に集中を戻します。

 

 

21年03月11日(木)

 

「泣いているから、

とても遅い計算になる」とできますし、

「泣きながらも、

一定の速いスピードの計算をできる」

ともできます。

 

どちらを選ぶこともできます。

子どもの選択次第です。

 

 

21年03月12日(金)

 

8+3= や、

4+3= のようなたし算の途中で、

眠気に襲われた子です。

すぐにも眠りそうです。

 

手伝って、

速いスピードの計算に戻してしまいます。

 

つまり、

「眠気を取ること」ではなくて、

「速いスピードの計算に戻すこと」を目的とします。

 

鉛筆を持った子どもの手を包み持って、

こちらが動かすことや、

小声でささやくことや、

子どもと同じ計算の仕方で計算するリードです。