2021年05月29日(土)~2021年06月04日(金)のダイジェスト。

21年05月29日(土)

 

37×20= や、

50×43= や、

8×125= を、

このまま計算する方法を教えます。

 

2 つの数を、

順に組み合わせて計算します。

 

37×20= は、

① 2×7= 、

② 2×3= の順です。

 

50×43= は、

① 5×3= 、

② 5×4= の順です。

 

8×125= は、

① 8×5= 、

② 8×2= 、

③ 8×1= の順です。

 

 

21年05月30日(日)

 

37×20= を、

(3×10+7)×(2×10)= と書き換えて、

式の展開で計算します。

 

(3×10+7)×(2×10)=

(3×10)×(2×10)+7×(2×10)=

(3×2)×10×10+(7×2)×10=

6×10×10+(1×10+4)×10=

6× {10^{2}}+1× {10^{2}}+4×10=

7× {10^{2}}+4×10 です。

 

37×20= の計算の仕方を

理解することができます。

 

 

21年05月31日(月)

 

約数のリスト :

2 、3 、5 、7 、11 の使い方と、

これ以上約分できないことの

確かめ方を教えます。

 

そして、自力で、

約分できるように育てます。

 

それから繰り返し、

約分を計算させます。

 

すると、

ウンザリとしながらの

計算の試練を乗り越えて、

約数を出す感覚を持って、

既約分数になったと感覚的に判断できる子に

育ちます。

 

 

21年06月01日(火)

 

子どもは、

計算問題 { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 64 \\ - 23 \\ \hline \end{array} }} \\ を出されると、

計算して答え  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:64 \\ -\: 23\\ \hline \:31\end{array} }} \\ を出します。

 

間違えていても、

答えを出しています。

 

答えを「出す向き」を向いています。

 

このように「出す向き」を向いている子に、

間違えた計算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:64 \\ -\: 23\\ \hline \:31\end{array} }} \\ の直し方を教えるとき、

計算して答えを出すことだけを教えます。

 

こうして、

子どもと同じ向きの「出す向き」を向きます。

 

 

21年06月02日(水)

 

途中まで計算した子から、

続きの計算を聞かれます。

 

例えば、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  \:\:321 \\ \:\times  \:\:\:13 \\ \hline963\end{array}  }}\\ です。

 

子どもの計算の続きだけを、

すぐに教えれば、

自分を認められて、

しかも、

自分の聞きたいことですから、

子どもは真剣になって

こちらの教えを学びます。

 

 

21年06月03日(木)

 

子どもがした計算 3+ {\Large\frac{1}{4}}=3 {\Large\frac{1}{4}} に、

「何が、消えた?」と聞くことで、

子どもに、

自分がした計算を説明させます。

 

「これが(+)消えた」のような説明です。

 

このようなリードで、

子どもは、

他人に教えることで、

自分が学ぶことを体験します。

 

 

21年06月04日(金)

 

小数の混ざった分数計算のレベルでは、

出たとこ勝負の計算をする子が多いのですから、

思い出せればできます。

 

例えば、

問題 0.2× {\Large\frac{5}{6}}= の計算の仕方は、

思い出せますから、

計算できます。

 

思い出せなければ、

ジッと止まります。

 

例えば、

問題 0.25×3 {\Large\frac{1}{5}}= の一部分、

帯分数 3 {\Large\frac{1}{5}} を、仮分数に変える計算を

思い出せませんと、

計算が止まります。