2022年01月15日(土)~2022年01月21日(金)のダイジェスト。

22年01月15日(土)

 

引くことのできない分数のひき算 1 {\Large\frac{4}{7}} {\Large\frac{6}{7}}= を、

 {\Large\frac{11}{7}} {\Large\frac{6}{7}}= と引くことができるようにするために、

帯分数を仮分数に書き換えます。

 

ただ単に帯分数 1 {\Large\frac{4}{7}} を、

仮分数  {\Large\frac{11}{7}} に書き換える問題と、

同じ計算です。

 

どのような場面の

どのような計算なのかを

考慮できない子がいます。

 

 

22年01月16日(日)

 

分母がそろっている分数のひき算は、

分子のひき算です。

 

引けるとき 3 {\Large\frac{2}{5}} {\Large\frac{1}{5}}= は、

そのまま 3 {\Large\frac{2}{5}} {\Large\frac{1}{5}}=3 {\Large\frac{1}{5}} 引きます。

 

引けないとき 3 {\Large\frac{1}{5}} {\Large\frac{2}{5}}= は、

引けるように 3 {\Large\frac{1}{5}} {\Large\frac{2}{5}}=2 {\Large\frac{6}{5}} {\Large\frac{2}{5}}= します。

 

引く前に、

どちらなのかを自力で決めます。

 

主体性の責任です。

 

 

22年01月17(月)

 

楽にスラスラとできた計算 8+3= が、

筆算のかけ算 {\normalsize{\begin{array}{rr} 28 \\\:\times\:\:\: 4 \\ \hline \end{array}}}\\ の中の

繰り上がりのたし算 8+3= では、

モタモタされると、

「忘れたの?」となります。

 

できたはずの計算 47÷3= を、

四則混合 47÷3-17÷3= の中になると、

できなくなっているときも、

「忘れたの?」となります。

 

でも、

こういうことが多くの子に起こる計算だと、

知っていると、

子どもに優しくなれます。

 

 

22年01月18日(火)

 

47÷3= を、

分数の形  {\Large\frac{47}{3}}= に書き換えることは、

計算として特に、

教えていません。

 

それなのに、

四則混合 47÷3-17÷3= で、

分数の形に書き換えるのですから、

子どもには、とても難しい問題です。

 

 

22年01月19日(水)

 

帯分数のひき算 1 {\Large\frac{1}{7}} {\Large\frac{3}{7}}= は、

引いた 1 {\Large\frac{1}{7}} {\Large\frac{3}{7}} {\Large\frac{8}{7}} {\Large\frac{3}{7}} {\Large\frac{5}{7}} のに、

答えが大きくなったように、

感じることがあります。

 

感覚を麻痺させる計算です。

 

だからでしょうか、

計算の仕方が、

定着しにくい計算です。

 

 

22年01月20日(木)

 

繰り下がりのある筆算のひき算 { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 32 \\ - 15 \\ \hline \end{array} }} \\ が、

初めての子に、

こちらの計算の実況中継を見せてリードします。

 

子どもが主役と見れば、

こちらの計算を見せて、

評価してもらっている・・場面です。

 

これはつまり、

初めての計算を、

つかんでしまっている子に教えることになります。

 

 

22年01月21日(金)

 

初めて習う 5+1= の答えの出し方を、

すでに自力で計算できる架空の子

(こちらが心に想像している)に、

教えます。

 

自力で計算できない目の前の子は、

自分が理解できる狭い部分は理解して、

自分がすることができる狭い部分は

してしまいます。

 

これが子どもの学び方です。