22年01月15日(土)
引くことのできない分数のひき算 1-= を、
-= と引くことができるようにするために、
帯分数を仮分数に書き換えます。
ただ単に帯分数 1 を、
仮分数 に書き換える問題と、
同じ計算です。
どのような場面の
どのような計算なのかを
考慮できない子がいます。
22年01月16日(日)
分母がそろっている分数のひき算は、
分子のひき算です。
引けるとき 3-= は、
そのまま 3-=3 引きます。
引けないとき 3-= は、
引けるように 3-=2-= します。
引く前に、
どちらなのかを自力で決めます。
主体性の責任です。
22年01月17(月)
楽にスラスラとできた計算 8+3= が、
筆算のかけ算 の中の
繰り上がりのたし算 8+3= では、
モタモタされると、
「忘れたの?」となります。
できたはずの計算 47÷3= を、
四則混合 47÷3-17÷3= の中になると、
できなくなっているときも、
「忘れたの?」となります。
でも、
こういうことが多くの子に起こる計算だと、
知っていると、
子どもに優しくなれます。
22年01月18日(火)
47÷3= を、
分数の形 = に書き換えることは、
計算として特に、
教えていません。
それなのに、
四則混合 47÷3-17÷3= で、
分数の形に書き換えるのですから、
子どもには、とても難しい問題です。
22年01月19日(水)
帯分数のひき算 1-= は、
引いた 1-=-= のに、
答えが大きくなったように、
感じることがあります。
感覚を麻痺させる計算です。
だからでしょうか、
計算の仕方が、
定着しにくい計算です。
22年01月20日(木)
繰り下がりのある筆算のひき算 が、
初めての子に、
こちらの計算の実況中継を見せてリードします。
子どもが主役と見れば、
こちらの計算を見せて、
評価してもらっている・・場面です。
これはつまり、
初めての計算を、
つかんでしまっている子に教えることになります。
22年01月21日(金)
初めて習う 5+1= の答えの出し方を、
すでに自力で計算できる架空の子
(こちらが心に想像している)に、
教えます。
自力で計算できない目の前の子は、
自分が理解できる狭い部分は理解して、
自分がすることができる狭い部分は
してしまいます。
これが子どもの学び方です。