子どもの内面に、
こちらにも、子ども本人にも、
見えないリーダーが、「いる」と仮定します。
「いる」だけではなくて、
このリーダーの特長を、
さらに仮定します。
学ぶことが大好きで、
強い気持ちで学ぼうとしています。
このリーダーが学ぶ目的は、
子ども自身をリードするためです。
そして、
子ども自身に教えることが大好きです。
学んだことを、
子ども自身に、すぐ、教えます。
と、
このようなリーダーが、
どの子にも、
内面に備わっていると仮定します。
そして、
例えば、
9+5= の答え 14 の出し方を、
見せます。
教えるのではなくて、
子どもに、見せるだけです。
9+5= の 9 を示して、
「く」と声に出して読みます。
続いて、
+5 の 5 を示して、
「じゅう(10)、じゅういち(11)、じゅうに(12)、
じゅうさん(13)、じゅうし(14)」と、
声に出して数えます。
そして、
= の右を示して、
「じゅうし(14)」と言います。
子どもに見せていますが、
子どもの内面に、生まれながらに、
備わっているリーダーに見せています。
このリーダーは、
強い気持ちで学ぼうとしていて、
学ぶことが大好きです。
学ぶ目的は、
学んだことをまねして、
子ども自身を、リードすることです。
だから、
子ども自身に、すぐ、教えてしまいます。
そして、
子どもをリードして、
9+5=14 と、答えを書かせてしまいます。
こちらが答え 14 を出して、
= の右を示して、促したから、
子どもが、9+5=14 と、
書いたのではないのです。
子どもの内面のリーダーが、
この子自身をリードしたから、
この子は、9+5=14 と、書いたのです。
こうなっていると理解すれば、
子どもに短時間で、
9+5= や、8+7= や、6+9= の
答えの出し方を教えることができます。
こちらの答えの出し方を、
目の前の子に見せるだけの教え方です。
この子自身をリードする、
この子の内面のリーダーが、
まねをしやすい教え方ですから、
この子をリードするリーダーは、
5~6問や、
7~8問、見るだけで、
この子をリードできます。
(基本 -864)、(+-
-462)