2022年07月16日(土)~2022年07月22日(金)のダイジェスト。

22年07月16日(土)

 

子どもの計算力のレベルが、

こちらの計算力のレベルよりも、

かなり高いのであれば、

子どもの答えの出し方を、

受け入れることが

難しいことを承知しておきます。

 

例えば、

 {\Large\frac{1}{3}}-2 {\Large\frac{2}{5}}+1 {\Large\frac{3}{10}}=  を、

2~3秒間見るだけで、

答え 5 {\Large\frac{7}{30}} が出る計算力のレベルです。

 

 

22年07月17日(日)

 

書き忘れのミス   {\normalsize { \begin{array}{rr} 376 \\ +\: 848 \\ \hline224\end{array} }} \\  を、

訂正することは難問です。

 

子どもが確実にできることは、

もう一度、計算し直すことです。

 

書き忘れを探させるのではありません。

もう一度、計算し直すことをリードします。

 

 

22年07月18日(月)

 

四則混合  (  {\Large\frac{20}{7}}-2.8)÷(  {\Large\frac{5}{3}}-1.6)=  を、

「どうしようかな?」と考えて、

「計算順を決めよう」と選ぶことを、

子どもを代行して、

こちらがリードします。

 

こうすれば、

自分自身をリードするリーダーを、

子どもに感じさせることができます。

 

 

22年07月19日(火)

 

46÷2=  は、

筆算に書かないで、

パターン化したやり方で、

このまま計算できます。

 

シンプルなパターンであるために、

捉えどころのない計算です。

 

子どもがつかむまで、

判で押したような同じ教え方を繰り返します。

 

 

22年07月20日(水)

 

7+6=  を数えて計算する子は、

問題自体と、

数えることが意識の中心です。

 

答え 13 をほとんど意識していません。

 

答えを書いていく流れを、

スムースに保つだけで、

意識の中心が、

答えそのものに移ります。

 

 

22年07月21日(木)

 

たし算の答えを瞬時に出す感覚があります。

 

リードすれば、

この感覚に、

子どもを飛ばすことができます。

 

すると子どもは、

捉えどころのない気持ちを感じます。

 

実は、

たし算の感覚をつかむときの

気持ちの変化のリハーサルです。

 

 

22年07月22日(金)

 

主体性の率先力と、

何かを選ぶ力が、

答えの出し方をつかみ取らせて、

指を自力で取らせてしまいます。

 

主体性の率先力や、

何かを選ぶ力は、

生まれながらの力です。