分数のひき算の答えの出し方を、
たし算を利用して導きます。
一つの例です。
たし算 +=1 と、
ひき算 1-= を組にします。
言葉で教えません。
この組を、自力で計算させて、
1 から、分数を引くひき算の計算の仕方を
つかませます。
先に、
たし算の上を計算させます。
その後、
ひき算の下を計算させます。
子どもから、
「分からない」と言われたら、
+=1 の = の上の余白に、
を、無言で書き足します。
これで、
「あぁ、そうか!」となって、
+=1 を、
+=1 と答えます。
この後、
+=1 と、
1-= を見比べさせます。
たし算 +=1 の 1 と、 の位置が、
ひき算 1-= になると、少し違います。
そして、
使われずに残っているのは、
です。
このように、
並べ方が少し違うだけですから、
子どもは自力で、
1-= と、答えることができます。
分母 9 の分数を、
1 から引くひき算は、
同じように答えを出せます。
1-= でしたら、
+=1 を利用して、
1-= です。
1-= でしたら、
+=1 を利用して、
1-= です。
1 から、分数を引くひき算の答えの出し方を、
ここまでつかめれば、
分母を、9 以外にしても計算できます。
1-= や、
1-= や、
1-= や、
1-= と、答えを出すことができます。
足して 1 になる分数の組を利用すれば、
このようにして、
分数のひき算を導入できます。
(基本 -888)、(分数 -381)