21年06月05日(土)
筆算のたし算 や,
かけ算 は、
いくつかの計算を組み合わせています。
のたし算は、
8+6=14 と、
4+4=8 と、
8+1=9 の
3 つのたし算の組み合わせです。
のかけ算は、
4×9=36 と、
4×2=8 と、
8+3=11 の計算の組み合わせです。
でも、
このように見ることのできる子は少数です。
分数の計算まで進むと、
いくつかの計算を組み合わせていると、
見る子が増えます。
例えば、
0.2×= の小数の混ざった分数のかけ算は、
小数 0.2 を、分数 に変える計算と、
×= と約分する計算の組み合わせです。
21年06月06日(日)
計算問題を前にしたら、
子どもは答えを出したくなります。
7+1= を出されたら、
答え 8 を出そうとしています。
計算の仕方を知らなくても、
計算したくなっています。
初めて習う を見せられたら、
計算の仕方を知らないのですが、
計算して答えを出したい気になっています。
このような子に、
こちらの計算の実況中継を見せれば、
子どもは、頭の中に「?」を浮かべながら、
計算の仕方をつかんでしまいます。
21年06月07日(月)
計算問題を前に、
「やる気」を感じさせない態度です。
ダラダラと計算しています。
集中が切れて、ボ~ッとしています。
鉛筆をクルクル回して遊んでいます。
このような態度です。
このような子の「やる気」を少しも触らないで、
一定のスピードの計算に戻る手助けを、
繰り返します。
こうすると、副産物として、
子ども自身、
自分の「やる気」に縛られないで、
計算に集中できるように育ちます。
21年06月08日(火)
筆算のかけ算の計算で、
繰り上がりのたし算を、
先回りして待つことは、
子どもが繰り返し計算する中で、
自らつかむ以外に学ぶ方法がありません。
例えば、
のような計算です。
こちらは、
最初の計算で、
4×9=36 のように、
繰り上がりがあれば、
次の九九 4×2=8 の後、
繰り上がりのたし算 8+3=11 を
計算すると分かっていて、
たし算の計算を、
先回りして待ち伏せています。
でも、
筆算のかけ算に慣れる前の子どもは、
繰り上がりのたし算を、
先回りで待ち伏せるのではなくて、
後追いです。
先回りして待ちぶせることは、
子どもが、
自らつかむ以外に学ぶ方法がありません。
21年06月09日(水)
3+1= や、
3+2= の計算の仕方を、
こちらの計算の実況中継を見せて教えます。
5 問、
10 問と見ることで、
子どもは言葉にならない思考で、
答えを出す計算の仕方を、
自ら生み出し(創造)ます。
つまり、
実況中継を見せる教え方で、
子どもの発想力を育てて、
創造力を伸ばすことになるようです。
21年06月10日(木)
3+1= の計算の仕方を、
こちらをリードする
こちらの内面のリーダーが、
計算の実況中継を見せる教え方を選び、
そのように教えます。
子どもの内面の子どもをリードするリーダーが、
見た計算をどのように利用するのかを決めて、
自分が決めたように(独創性)、
自分をリードします。
こうして、
自力で、
7+1= を計算します。
多くの子は、
7+1= の 7 を見て、
「はち」と数えて、
7+1=8 と書くような計算です。
21年06月11日(金)
既に持っている計算力を利用して、
アレコレと工夫して、
計算の答えを出してしまうという
責任を持った主体性を、
子どもに育てています。
このような主体性が育つことで、
初めての計算でも、
「やってみよう!」と思う子になります。