は、
2つの式を足せば、
文字 y が消えます。
は、
2つの式を引けば、
文字 y が消えます。
は、
上の式を、2倍してから、
2つの式を引けば、
文字 x が消えます。
は、
上の式を、4倍して、
下の式を、3倍して、
それから、2つの式を引けば、
文字 y が消えます。
連立方程式を見るだけで、
このように決めることができます。
まだ、解いてはいません。
解く前に、
見るだけです。
解く前に、
「消す文字を決めること」と、
「消し方を決めること」を、
子どもに繰り返しさせます。
解く前の子に、
「何を、消す?」ことと、
「どうする?」ことを、
繰り返し聞くだけです。
これだけのことを繰り返せば、
どの子も必ず、
連立方程式の中の
係数の行列を見るようになります。
でしたら、
です。
でしたら、
です。
でしたら、
です。
でしたら、
です。
そして、
子どもに見える係数の行列で、
「何を、消す?」ことと、
「どうする?」ことを、
決めるようになります。
の係数の行列の
でしたら、
1行目の -2 と、
2行目の 2 を見て、
2つの式を足せば、
文字 y が消えることに気付きます。
係数の行列だけを見れば、
連立方程式を解く前に、
「消す文字を決めること」と、
「消し方を決めること」ができます。
解く前の子に、
「何を、消す?」ことと、
「どうする?」ことを、
繰り返し聞き続けるだけです。
どの子も、
自然に、
このようになります。
もちろんこのレベルの子どもは、
係数の行列のような言葉を知りません。
ですが、
言葉を知らないだけです。
(基本 -1102)、(分数 -453)