や、
さらには、
のような
連立方程式を解く前の子に、
「何を、消す?」ことと、
「どうする?」ことを、
聞き続けます。
「消す文字を決めること」と、
「消し方を決めること」を、
解く前の子に聞き続けます。
すると必ず、
連立方程式を見ると、
未知数 x と y の前に付いている数だけが、
同じ配置で見えるようになります。
連立方程式から、
4つの数が、
長方形の四隅に並んだように
浮き出て見えるようになります。
でしたら、
です。
あるいは、
でしたら、
です。
このような見え方の変化が、
いつの間にかに起こってしまうため、
子どもは、
連立方程式の見方が
大きく違ってしまったことに
まったく気が付いていません。
しかもこのような変化は、
一方通行の変化です。
連立方程式の未知数 x と y の
前に付いている数だけが、
同じ配置で、
長方形の四隅に並んだように
浮き出て見えるように、
一度、なってしまえば、
それからは、
ずっとこのような見方で、
連立方程式を見るようになります。
連立方程式を見る子に、
これだけ大きな変化が、起こっていながら、
変化したことに、
まったく気付かないのですから、
とても不思議です。
もちろんこちらは、
このような変化を
子どもに起こすために、
連立方程式を解く前の子に、
「何を、消す?」、
「どうする?」と、
聞き続けます。
かなりの手間ですが、
こちらが掛ける手間に見合うだけの
大きな変化が、
どの子にも必ず起こるからです。
(基本 -1174)、(分数 -474)