計算問題の式自体が、メッセージになっています。解釈できれば、何をするのかが分かります。

5+1=  のメッセージを、

「5 に、

1 を足して、

その答えを、

= の右に書きなさい」と解釈できれば、

子どもは答えを出して、

5+1=6  と書きます。

 

答えの出し方は、

さまざまです。

 

「5 から、1回数える謎解き」、

「5 の次の数?」、

「『ご、ろく』だけの数唱の一部分」などです。

 

どのような出し方であろうが、

自力で使えるようになれば、

自力で答えを出すことができます。

 

 

別の計算です。

 

8+4=  のメッセージを、

「8 に、

4 を足して、

その答えを、

= の右に書きなさい」と解釈できれば、

子どもは答えを出して、

8+4=12  と書きます。

 

このメッセージの答えの出し方も、

さまざまです。

 

「8 から、4回数える謎解き」、

「『く、じゅう、じゅういち、じゅうに』の数唱の一部分」などです。

 

どのような出し方であろうが、

自力で使えるようになれば、

自力で答えを出すことができます。

 

 

さらに別の計算です。

 

14-6=  のメッセージを、

「14 から、

6 を引いて、

その答えを、

= の右に書きなさい」と解釈できれば、

子どもは答えを出して、

14-6=8  と書きます。

 

このメッセージの答えの出し方も、

さまざまです。

 

「14 から、6回、

逆向きに数える謎解き」、

「『じゅうさん、じゅうに、じゅういち、じゅう、

く、はち』の数唱の一部分」、

「6 に、何かを足して、14 にする謎解き」、

「6 から、14 まで数える回数」、

「『しち、はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、

じゅうさん、じゅうし』の数唱の一部分の

数える回数」などです。

 

どのような出し方であろうが、

自力で使えるようになれば、

自力で答えを出すことができます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1222)、(+-  {\normalsize {α}} -660)