7+4= の答え 11 を、
自力で出すために、
計算の流れの各ステップの前に
何をするのかを選んでいるのですが、
選んでいるとは思っていない選びです。
7+4= を見て、
計算の仕方を選びます。
数えるか、
たし算の感覚を利用するのかの選択肢です。
この子は、
数えることを選んでいますけれど、
選んでいると思ってはいない選びです。
数えることを選んだら、
数え方を選びます。
この子は、
7+4= の 7 の次の 8 から、
+4 の 4回数えることを選んでいます。
もちろん選んでいると思ってはいない
選びになっています。
このように選んだ後、
この子は、
「はち、く、じゅう、じゅういち」と数えて、
答え 11 を出します。
数えることを選び、
7+4= の 7 の次の 8 から、
+4 の 4回数えることを選んでいます。
もちろん、
7+4= の 4 の次の 5 から、
7+ の 7回数えてもいいのです。
数えると、
「ご、ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」です。
また、
数え方も、
頭の中で、数唱を唱える数え方や、
指を折りながら数えることも、
7+4= の 7 も 4 も指に取って、
指の本数を数えることも、
この場合は、両手と両足の指を使いますが、
さまざまです。
いずれにしても、
自分で選ぶことで、
7+4= の答え 11 を出しています。
このように、
何をするのかを選ぶことを、
自力で行うことが、
自力で答えを出すことです。
(基本 -1346)、(+- -736)
関連:2023年07月04日の私のブログ記事
「7+4= の答え 11 を、自力で出すために、
子どもは次々に選んでいます。
自力で行っていることは、選ぶことです」。