2+(8-3×2)= や、
( 3-2.8× )÷= のような
複雑で難しそうに見える四則混合も、
計算する前に計算順を決めることができます。
「計算しなさい」と言われたら、
複雑で難しそうに見えますから、
「できません」、
「教えてください」となるでしょう。
でも、
「計算順を決めなさい」と言われたら、
簡単にできる易しいことに変わります。
「計算しなさい」であれば、
式のすべてを見なければならないのです。
「計算順を決めなさい」と変われば、
数字を無視できます。
+・-・×・÷ と、
かっこ「(」、「)」だけを見ればいいのです。
数字を見るのは、
計算するときだけです。
つまり、
「計算しなさい」であれば、
2+(8-3×2)= や、
( 3-2.8× )÷= のすべてを見ます。
とても複雑な式です。
かなり難しそうです。
「計算順を決めなさい」に変われば、
2+(8-3×2)= や、
( 3-2.8× )÷= の
一部分だけを見ればいいのです。
2+(8-3×2)= でしたら、
この一部分の
+( - × )= だけを見れば、
計算する前に、
計算順を決めることができます。
( 3-2.8× )÷= でしたら、
この一部分の
( - × )÷ = だけを見れば、
計算する前に、
計算順を決めることができます。
しかも、
四則混合の式の中の
+・-・×・÷ と、
かっこ「(」、「)」だけを見ることは、
とても簡単です。
+・-・×・÷ や、
かっこ「(」、「)」は、
どれだけ複雑な四則混合の式であっても、
簡単に見つけることができます。
例えば、
2+(8-3×2)= の式から、
+・-・×・÷ や、
かっこ「(」、「)」を探せば、
左から順に、+ 、( 、- 、× 、) と、
すぐに見つけることができます。
あるいは、
( 3-2.8× )÷= の式から、
+・-・×・÷ や、
かっこ「(」、「)」を探せば、
左から順に、( 、- 、× 、) 、÷ と、
すぐに見つけることができます。
「計算しなさい」であれば、
四則混合の式のすべてを見なければなりません。
「計算順を決めなさい」であれば、
四則混合の式の一部分だけを見れば十分です。
しかも、
見るべき一部分を、
簡単に探すことができます。
(基本 -1237)、(分数 -496)