このような繰り下がりのひき算 50問を、
計算している途中から、
いたずら書きを始めた子です。
私たちは、
生まれたときの初期設定で
マイナス面を見る傾向がありますから、
「いたずら書きをしていること」に
目が向いてしまいます。
自然にそうなっています。
でも、
理解することが難しいでしょうが、
こちら自身で選んだことです。
「いたずら書きをしていること」に
「自分の目を向ける」と選び、
そして、
ここも理解しにくいことですが、
自分自身をリードして、
いたずら書きに目を向けています。
繰り下がりのひき算 50問の途中で、
いたずら書きをしている子です。
これは、
こちらの視覚から受ける刺激です。
この刺激に対して、
どこを見るかを、
こちらは、自由に選べるのです。
「いたずら書きをしていること」に目を向けるのは、
選べる反応の1つにすぎないのです。
で、
答えを出すことが止まっていることに、
目を向けることができます。
あるいは、
精一杯に夢中になって
繰り下がりのひき算の答えを出す練習を
しているはずなのだが・・・と、
この子がしているはずの目的に、
目を向けることもできます。
さらには、
こちら自身の役割、
目の前の子が、
繰り下がりのひき算の答えを
精一杯の速いスピードで出し続ける手伝いに
目を向けることもできます。
視覚情報からの刺激、
いたずら書きをしていることへの
こちら自身の反応を、
こちら自身で選び、
選んだように振る舞うことができます。
これが人の持っている力です。
このブログのお勧めは、
答えを出していないことに目を向けます。
答えを出していないことに
目を向けることを選んで、
そして、
目を向けたのですから、
自動的に、
いたずら書きをしていることに
目を向けなくなります。
そして、
精一杯の速いスピードで答えを出す手伝いを
子どもがしていること : いたずら書きに、
突然割って入ってしてしまいます。
の 2 と 8 を示して、
「2-8、引けない」と言って、
「12-8、4」と言って、
8 の真下を無言で示します。
いたずら書きをしていることではなくて、
答えを出していないことだけを
こちらが見ていると、
リードされている子どもは、すぐに感じて、
そして、
と書きます。
こちらは、
答えを速いスピードで出す手伝いです。
リードを続けます。
の 42 の 4 を示して、
「1 減って、3」と言って、
18 の 1 を示して、
「3-1=2」と言って、
1 の真下を無言で示します。
こちらのリードに引き込まれて、
自然に、
いたずら書きを中断している子は、
と書きます。
こちらは、
同じようなリードで、
速いスピードで答えを出す手伝いを、
続いて、3~4問行い、
速いスピードの計算モードに
子どもを戻します。
(基本 -1247)、(+-
-678)