や、
の繰り下がりのひき算で、
大きく混乱します。
答えを出すことができるのですが、
確信できないようです。
「うん、これでいい」と、
自分の答えの出し方を、
確信できません。
「これで、いいのだろうか?」の、
心もとない状態です。
心に感じている不安を
受け入れることができなくて、
計算することから逃げます。
そして、
ドリルにいたずら書きをしています。
計算から逃げて、
いたずら書きの最中の子に、
まったくの突然、
この子のいたずら書きに割込み、
でも、
いたずら書き自体には無関心で、
答えの出し方だけをリードします。
の 2 と 5 を示しながら、
「2-5、引けない」と言って、
「12-5、7」とひき算を計算して、
5 の真下を無言で示します。
いたずら書きの最中に、
まったくの突然、
このように割り込まれても、
「計算しなければ・・・」の気持ちが、
この子に残っていますから、
しかも、
こちらのリードが計算だけですから、
と書きます。
そうしたら、
の 3 を示して、
「1 減って、2」と言って、
3 の真下の 1 を示して、
「2-1、1」とひき算を計算して、
3 の真下の 1 の真下を示します。
を書いた勢いがありますから、
この子はすぐ、
と書きます。
いたずら書きまで逃げ出した子ですから、
同じようなリードを、5~6問続けて、
逃げる気持ちを弱くして、
そして、
手伝うことを、
突然に打ち切ります。
念のために書き足しますが、
「繰り下がり」や、
「隣から借りる」のように、
言葉で説明しません。
ただ答えの出し方だけを
リードします。
ですから、
この子のいたずら書きを、
やめさせる気持ちはゼロです。
まったくありません。
ひき算の答えを出して、
答えを書いてほしいだけです。
だから、
してほしくないことを放置して、
してほしいことだけをリードしています。
(基本 -878)、(+- -468)