「自力でできるはず」と、
「自力でしてしまう」は、
同じように感じるでしょうが、
大きく違います。
まったく違うのです。
普通は、
「自力でできるはず」なのに、
しないのです。
ですから、
「自力でしてしまう」は、
大きく違います。
を自力で、
と計算できる子です。
この子が、
を、
「どうやるのですか?」と聞きます。
聞かれたこちらは、
「えっ、できるはずでしょ?」と思います。
を、
自力で計算できます。
同じような も、
やはり、自力で計算できるはずです。
「何か、甘えているらしい?」と、
こちらは思ったりします。
ですが、
「自力でできるはず」と、
「自力でしてしまう」は、
同じではなくて、
子どもには、違うのです。
このようなかけ算を楽にできるこちらは、
「自力でできるはず」と、
「自力でしてしまう」が、
同じなのです。
算数の計算を楽にできるこちらと、
日々、学んでいる子どもとでは、
このように大きく違います。
ですから、
「自力でできるはず」の
を、
「どうやるのですか?」と聞いて、
教えてもらうことで、
子どもが自ら、
「自力でしてしまう」に、
育つのを待つべきです。
「自力でできるはず」を、
「自力でしてしまう」に育てる手伝いは、
「自力でできるはず」に、
「どうやるのですか?」と聞かれたら、
「即」、
答えの出し方を教えてしまうことです。
(基本 -1249)、(×÷
-225)