を、
左の十の位から足す子です。
十の位を、
2+1=3 と足して、
答え 3 を書かないで、
一時的に覚えて、
一の位を、
8+5=13 と足して、
繰り上がりがあるので、
一時的に覚えている十の位の答え 3 を
1 増やして、4 にして、
と書いてから、
一の位の答え 13 の 3 を、
と書く流れの計算です。
十の位の
左からの計算に慣れていますから、
速いスピードで答えを出します。
何らかの理由で、
指導の目から抜け落ちた子です。
この子も、
の
一の位を、
8+5=13 と足して、
答え 13 の 3 を、
と書いて、
1 を、一時的に覚えて、
十の位を、
2+1=3 と足して、
一時的に覚えている 1 を
3+1=4 と足して、
と書く流れの計算を、
習っているはずです。
しかも、この子は、
左の十の位から足す流れの計算の仕方を、
習っていないはずです。
左から足す計算は、
この子が、
自力で発見した計算の仕方です。
そして、
自力で発見した計算の仕方を
速いスピードで使うことができるように
自らを育てています。
このように、
優れた力を持った子です。
左から足しているこの子に、
右から足す計算の流れを、
教えます。
紹介する程度の教え方をしません。
この子が、
自力で、
右から足す計算をできるようになるまで、
徹底して、教えます。
「左から足す計算の仕方」が
間違えているからではないのです。
「右から足す計算の仕方」も
使えるようにするためです。
そして、
「右から足す計算の仕方」を
自力で使えるようになっても、
この子が、
「左から足す計算の仕方」を
好んで使うのであれば、
それは、
この子の選択です。
(基本 -1251)、(+- -679)