1人で唱える数唱や、2人で交互に唱える数唱や、3人で順に唱える数唱の数え始める数を、さまざまに変えれば、〇+1= や、〇+2= や、〇+3= の練習になります。

「いち、に、さん、・・・」と唱える数唱が、

「・・・、ひゃくじゅうく、ひゃくにじゅう」と、

120 まで言えるようになったら、

少し変えます。

 

例えば、

「今日は、9日だから、『く』から始めよう」とすると、

「く、じゅう、じゅういち、・・・」です。

 

これは、

9+1=10  の練習になっています。

 

「今、31分だから、

『さんじゅういち』から始めよう」とすると、

「さんじゅういち、さんじゅうに、さんじゅうさん、・・・」です。

 

これは、

31+1=32  を含みます。

 

このように、

さまざまな数から、

数唱を唱えるように変えます。

 

 

子どもとお母さんとで、

交互に、数唱を唱えるゲームも、

120 まで言えるようになったら、

少し工夫します。

 

例えば、

「く」から始めれば、

子どもが、「く」、

お母さんが、「じゅう」、

子どもが、「じゅういち」、

お母さんが、「じゅうに」・・・になります。

 

子どもの唱える部分は、

「く、じゅういち、じゅうさん、・・・」です。

 

9+2=11  を含んでいます。

 

 

子どもとお母さんとお父さんの 3人で、

順に、数唱を唱えるゲームも、

120 まで言えるようになったら、

少し工夫します。

 

例えば、

「ろく」から始めれば、

子どもが、「ろく」、

お母さんが、「しち」、

お父さんが、「はち」、

子どもが、「く」、

お母さんが、「じゅう」、

お父さんが、「じゅういち」・・・になります。

 

子どもの唱える部分は、

「ろく、く、じゅうに、・・・」です。

 

6+3=9  を含んでいます。

 

 

このように、

数え始める数をさまざまに変えることで、

数唱が、

+1 や、

+2 や、

+3 を含むようにできます。

 

こうするだけで、

〇+1=  や、

〇+2=  や、

〇+3=  の練習を、

そうとは知らないままに

子どもはしています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1270)、(+-  {\normalsize {α}} -692)

 

関連:2023年08月07日の私のブログ記事

「1人で唱えるのが、

普通の数唱です。

2人で交互に唱えるのは、

1つ飛びの数唱です。

3人で順に唱えるのは、

2つ飛びの数唱です。

ここまでは、楽にできます。

4人で順に唱えるのは、

3つ飛びの数唱で、

急に難しくなります」。