3+1= のような 1 を足すたし算は、
二人芝居になっています。
子どもが主役で、
こちらが脇役です。
脇役のこちらは、
台本を持っていて、
主役の子どもが、
個性豊かに演じることを支えます。
主役の子どもは、
脇役のこちらのリードを受けて
即興芝居です。
台本を持っているのは、
主役の子どもを支える
脇役のこちらだけです。
主役の子どもには、
台本がありませんから、
その子の個性のままに、
即興芝居を演じるしかないのです。
このような二人芝居の目的は、
脇役のこちらがリードして、
主役の子どもが、
3+1= のような 1 を足すたし算の答えを
自力で出せるように育つ手伝いです。
脇役のこちらが、
主役の子ども育てるのではありません。
主役の子どもを育てるのは、
主役の子ども本人です。
脇役のこちらや、
主役の子どもが、
自分育てをする手伝いしかできません、
脇役のこちらが持っている台本は、
次のような実況中継型リードです。
3+1= の 3 を示して、
「さん」と声に出して言って、
1 を示して、
「し」と声に出して言って、
= の右を示して、
「ここ、し」と声に出して言います。
これだけの台本です。
主役の子どもは、
脇役のこちらが、
このように演じたのを受けて、
子どもには、台本がありませんから
即興芝居で、
「えっ、どういうことなの?」のように
心に疑問を感じていることを
顔付きや体の動きで演じながら
= の右に、
3+1=4 と書きます。
脇役のこちらは、
6+1= 、
2+1= 、
5+1= 、
8+1= と、
5問、10問と、
同じような演技を続けて、
主役の子どもが、
自分育てを続けることで
「分かった」、「自分でできる」と、
言ってくれるまで、
主役の子どもの自分育てを続けます。
このように、
とても変わった二人芝居です。
(基本 -1299)、(+-
-705)
関連:2023年05月23日の私のブログ記事
「「分かった」、「自分でできる」と、短時間で、
子どもに言わせてしまうゴールを決めた即興の二人芝居が、
3+1= のような 1 を足すたし算の
答えの出し方を教えることです」。