筆算のたし算は、上と下を組にして足して、答えを真下に書きます。筆算の形自体から、こうできるようになります。だから、誰もが計算できるようになります。

筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 1432 \\ +\: 5243 \\ \hline \end{array} }} \\  は、

4回のたし算の組み合わせです。

 

筆算の形であるから、

4回のたし算を組み合わせることが

誰でもできるようになります。

 

上と下を足すだけです。

その答えを、真下に書くだけです。

 

誰でもできる計算になっています。

 

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 1432 \\ +\: 5243 \\ \hline \end{array} }} \\  の4回のたし算は、

一の位同士の  2+3= 、

十の位同士の  3+4= 、

百の位同士の  4+2= 、

千の位同士の  1+5=  です。

 

その答えを真下に書きますから、

一の位は、2+3=5  と計算して、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 1432 \\ +\: 5243 \\ \hline\:\:\:\:\:\:5\end{array} }} \\  です。

 

十の位も、

百の位も、

千の位も同じようにすると、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 1432 \\ +\: 5243 \\ \hline6675\end{array} }} \\  です。

 

 

筆算の形   {\normalsize { \begin{array}{rr} 1432 \\ +\: 5243 \\ \hline \end{array} }} \\  が、

4回のたし算の組み合わせそのものと、

答えの書く位置を、

とても簡単にしています。

 

試しに、

筆算に書かないで、

1432+5243=  横に並べて書くと、

4回のたし算の組み合わせそのものも、

答えを書く位置も、

とても探しにくくて、

筆算に比べて、不自然にみえます。

 

例えば、

一の位同士は、

1432+5243=  の 1432 の右端の 2 と、

5243 の右端の 3 ですから、

離れて書いてあります。

 

そして、

一の位同士を  2+3=5  と足した答え 5 を、

1432+5243=  の = の右の方に

数字 3つ分空けて、

1432+5243=    5  と書きます。

 

答えを書く位置も、探しにくいのです。

 

 

筆算のたし算は、

何回かのたし算の組み合わせですが、

筆算の形だから、

組み合わせそのものが探しやすくて、

答えを書く位置は、真下なのです。

 

だから、

誰でもできる計算できます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1307)、(+-  {\normalsize {α}} -709)

 

関連:2023年05月30日の私のブログ記事

「繰り上がりのないたし算の答えを、

シンプルなパターンを繰り返し使って出します。

パターン自体と、繰り返し使うことを、

子どもがつかめば、自力で答えを出せます」。