算数のまとめの四則混合
×(1- )= や、
÷(1- )= で、
「どうやるの?」と聞かれます。
数学の単項式の乗除
= で、
「どうやるの?」と聞かれます。
とてもいい聞き方です。
「分からない」ではありません。
「教えて」でもありません。
「どうやるの?」です。
子どもは、
答えの出し方を聞いています。
答えを、自力で出そうとして、
出せないから、
答えの出し方を、
「どうやるの?」と聞いています。
自力で答えを出そうとしている子ですから、
聞きたいことを、
自力で一つに絞って、
答えの出し方を、
「どうやるの?」と聞いています。
自分が自分自身をリードして、
何を聞きたいのかを決めています。
このような子に、
答えを出すことだけを教えます。
例えば、
×(1- )= でしたら、
① 1 を、 に書き換えること、
② 1-=-= と計算すること、
③ ×=×= と計算すること、
これだけです。
あるいは、
÷(1- )= でしたら、
① 1 を、 に書き換えること、
② 1-=-= と計算すること、
③ ÷=×=×==1 と計算すること、
これだけです。
さらには、
= でしたら、
① ÷ から、分数に書き換えること、
② は、分子であること、
③ は、分母であること、
④ は、分子であること、
これだけです。
答えを出すことだけが、
子どもの聞きたいことですから、
答えを出すことだけを教えれば、
教えられた子どもは満足します。
これが、
聞いた子のWinだからです。
そして、
答えの出し方だけを教えるのではなくて、
アレコレと余計な説明をしてしまうと、
子どものWinから離れてしまいます。
とてもおかしな話ですが、
この子の聞きたいことではありませんから、
Winから離れるのです。
(基本 -1308)、(分数 -527)
関連:2023年05月31日の私のブログ記事
「計算問題の計算の仕方を、聞かれたら、
答えを出せる最低限のことを教えます」。