四則混合に進んだら、
自力で計算させないで、
計算する前の子どもに
強引に介入して、
「計算順?」と聞いて、
計算順を決めさせます。
① 計算順を決めること。
② 個々の計算の答えを出すこと。
この 2つに分けるだけで、
四則混合の計算を、どの子も、
確実に答えを出せるようになります。
どうして誰もが答えを出せるようになるのかを、
言葉でアレコレと説明しないで、
確実に答えを出せるように育ててしまいます。
どうしてなのかを、よく分かっていないまま、
四則混合の答えを
確実に出せるようにしてしまいます。
計算する前に、
計算順を決めることが、
確実に答えを出せる子になる要です。
計算する前に、計算順を決めさせるだけで、
例外なく、
どの子も、確実に答えを出せるようになります。
こちらも、
正確な真の理由は知らないのですが、
恐らく、
① 計算順を決めること、
② 一つずつ計算して答えを出すこと、
このように分けることで、
簡単にできることに分けてしまうからでしょう。
真の理由を知らなくても、
計算する前の子に、
「計算順?」と聞き続けることと、
それぞれの計算を、別の余白で、
独立して計算させることだけをリードすれば、
どのような子でも、
四則混合の答えを確実に出せる子に
育てることができます。
これは、
経験則ですが、
これ以外の方法を教えると、
どの子も・・・とは言えないようです。
例えば、
四則混合の初歩の 3×(5-3)= を計算します。
計算順は、
- 、× です。
簡単に決めることができます。
1番目の計算は、
5-3= です。
5-3=2 と簡単に計算できます。
2番目の計算は、
1番目の計算の答え 2 を利用して、
3×2= です。
3×2=6 と簡単に計算できます。
計算順を決めることと、
1番目の計算 5-3= と、
2番目の計算 3×2= の 3つに分けています。
3つの部分は、
どれも簡単です。
(基本 -1349)、(分数 -538)
関連:2023年07月07日の私のブログ記事
「複雑で難しそうに見える四則混合を、
「計算しなさい」から、
「計算順を決めなさい」に変えれば、
とても簡単になります」。