4~5分で計算できる問題数の「計算順?」を、まとめて聞いてから、計算させます。そしてまた、次の 4~5分で計算できる問題数の「計算順?」をまとめて聞くような流れでリードします。

四則混合の計算で教えることは、

計算する前に、

計算順を決めることだけです。

 

「教える」内容は、

習慣を育てる手伝いですから、

計算する前に、

「計算順?」と聞き続けます。

 

経験則ですが、

4~5分で計算できる問題数を、

計算する前に

「計算順?」で、

計算順を決めさせます。

 

例えば、

3×(5-3)=  や、

(6+12)÷3=  のような四則混合であれば、

7~8問を、

4~5分で計算できるでしょうから、

7~8問の「計算順?」だけを、

続けて聞いてしまいます。

 

1問の「計算順?」を聞いてから、

子どもに計算してもらい、

答えを出した後、

次の問題の 1問だけの「計算順?」を聞いて、

・・・・・・のような流れのリードにすると、

子どもも、こちらも、煩わしくて、

子どもの習慣が育つことを邪魔します。

 

ですから、

4~5分で計算できるはずの 7~8問の

「計算順?」だけを、

続けて聞いてから、

その後、この 7~8問を

計算させるような流れのリードにします。

 

こうすれば、

計算する前に計算順を決める習慣が

子どもに育つ手伝いになります。

 

 

あるいは、

( 3 {\Large\frac{2}{7}}+2 {\Large\frac{3}{14}} )÷ {\Large\frac{1}{2}}-( 4 {\Large\frac{1}{5}}+1 {\Large\frac{3}{10}} )=  のような

複雑に見える四則混合でしたら、

4~5分で計算できる問題数は、

2~3問に減るでしょう。

 

いずれにしても、

4~5分で計算できる問題数を、

計算する前に、「計算順?」と聞いて、

計算順を決めさせます。

 

この後、

先に計算順を決めた

4~5分で答えを出せる問題数を計算したら、

また、

計算する前に、「計算順?」と聞いて、

計算順を決めさせてから、計算させます。

 

こうして、

計算する前に計算順を決める習慣を

子どもが育てる手伝いをします。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1359)、(分数  {\normalsize {α}} -540)

 

関連:2023年07月18日の私のブログ記事

「四則混合の計算で教えることは、

計算する前に、計算順を決めることだけです。

続く計算を、教えなくても、

子どもが自力でします」。