分数の四則混合のそれぞれの分数計算を、思い出すことができるのかどうかは、個性です。思い出せないときに、思い出すことを体験する手伝いを繰り返すだけです。

四則混合  1-2÷3=  の 2つの計算、

① 2÷3=  と、

② 2÷3=  の答え  {\Large\frac{2}{3}} を利用して、

1- {\Large\frac{2}{3}}=  を、

思い出せるかどうかは、

子どもの個性です。

 

「思い出せる」個性もあれば、

「思い出せない」個性もあります。

 

これだけの話です。

 

 

「えっ、できないの?」、

「できるはずでしょ!」、

「もっと考えてみたら?」などと、

話を難しくしないようにします。

 

「思い出せない」個性の子らしいと、

話をシンプルにして、

受け入れてしまうだけです。

 

そして、

「思い出せない」個性の子に、

こちらはどうするのかを選ぶだけの話です。

 

 

「思い出せない」ままでは、

四則混合をスラスラと計算できません。

 

ですから、

「思い出せない」個性の子に、

「思い出せる」体験を、

「思い出せない」ときにさせます。

 

「思い出せない」ときに、

「思い出せる」体験を繰り返すことで、

自然に、どの子も必ず、

「思い出せる」個性に変わります。

 

 

さて、

この「思い出せる」個性に変わる期間は、

個人差がありますから、

変わり方の早い遅いも個性です。

 

こちらができることは、

「思い出せない」ときに、

「思い出せる」体験を繰り返す手伝いだけです。

 

「思い出せる」個性に変わるまでの

早いか、遅いかを、気にしません。

個性だからです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1361)、(分数  {\normalsize {α}} -541)

 

関連:2023年07月20日の私のブログ記事

「四則混合の一つ一つの計算を、

思い出すことができるのかどうかは、

個人差のあることです。

思い出すことができないとしても、

子どもの個性ですから、答えの出し方を、

「即」、教えることで、

認めて受け入れて尊重します」。