読んで、理解して知ったことは学習知です。子どもの真後ろから、赤色のペンを持って、実際に筆算のたし算 27+15= を指導して知ったことが、体験知です。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 27 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の一の位のたし算は、

その一部分の   {\normalsize { \begin{array}{rr}\:\:7 \\ +\:\:\: 5 \\ \hline \end{array} }} \\  一の位だけを見て、

7+5=12 と足す計算を、

子どもの真後ろから、

赤色のペンで示せば、

教えることになると読んで知ったら、

ただ知っただけの学習知です。

 

読むことや、

理解することを体験していますが、

実際に、子どもに教えて試していませんから、

学習知です。

 

 

筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 27 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  を初めて習う子に、

赤色のペンを持って、

子どもの真後ろから、

7 と 5 を、示しながら、

「しち、足す、ご、じゅうに」と言うような

指導を試します。

 

こうすると、例えば、

真後ろから見ているので、

こちらが、7 と 5 を示すとき、

子どもの頭がかすかに動くことや、

「しち、足す、ご、じゅうに」と言うとき、

うなずいているように動くことに

気付きます。

 

実際に指導してみたから気付くことで、

体験知です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1396)、(+-  {\normalsize {α}} -766)

 

関連:2023年08月23日の私のブログ記事

「筆算のたし算の計算手順の正体は、

一部分だけを見ることで、

簡単なたし算に分けてしまうことです」。