筆算のひき算の繰り下がりの計算は、
言葉で説明されても、
ただ答えの出し方だけを説明されても、
「なるほど!」と感じるような体験知になるまで、
子どもにピンとこないと、
何かで読んで理解したら
それが学習知です。
例えば、
の答えの出し方を、
「4-8= 、できない」、
「14-8=6」とだけ説明されて、
子どもが、 と書いて、
続いて、
「5-1=4」、
「4-2=2」とだけ説明されて、
子どもが、 と書くような
実況中継型リードの教えられ方であれば、
2~3問で、自力で答えを出せるようになるのが
学習知の内容です。
そして、
自力で答えを出せるようになっても、
子どもには、
多くの謎解きの謎(はてな?)が
未解決で残ったまま・・・も
学習知の内容です。
このような学習知は子どものことですが、
じつは、
読んで理解できたこちらも、
多くの謎解きの謎(はてな?)が
未解決のまま残ります。
「本当なの?」のような感じの謎です。
この残っている謎を、
確実に解決できるのが、
のような繰り下がりのひき算を
子どもに、実際に教えることです。
2~3問や、
5~6問教えることで、
自力で答えを出せるように、
子どもを実際に育てます。
すると、
「なるほど!」、
「こういうことらしい」と感じます。
これが、
実際に指導する体験から得る知識で
体験知です。
子ども自身の変化や、
教えているこちら自身の変化まで、
アレコレの幅広い内容の知識です。
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関連:2023年08月25日の私のブログ記事
「言葉で説明されても、
説明抜きで答えの出し方だけを教えられても、
繰り下がりのひき算は、
「なるほど」となりにくいのです。
何らかの不明点が残るからです」。