×=== と計算した子に、
途中約分をリードします。
×=== と書いたまま、
問題 ×= の
左上の 5 と、右下の 5 を示して、
「これとこれ」と言って、
左下の 4 と、右上の 2 を示して、
「これとこれ」と言います。
子どもが、
どこに書くのか迷っているようならば、
問題 ×= を示して、
「ここに、書き込む」と言います。
これだけのリードで、
×= を、
×= のように、
掛ける前に、
約分できる組を約分させます。
先に掛けてしまう子どもに、
実際に、指導してみます。
すると、
指導したことで、
子どものさまざまな反応や、
こちら自身の変化を知ります。
これらがすべて、
体験して得た知識、
体験知です。
1回指導した体験知を持って、
掛ける前に、
約分できる組を約分させる指導を、
繰り返します。
すると、
約分できる組を探す目的で、
分数のかけ算の問題を見るようになります。
「なるほど、
問題の計算式の見方が変わった」のような
新しい体験知を得ます。
(基本 -1399)、(分数 -556)
関連:2023年08月27日の私のブログ記事
「分数のかけ算は、計算する前に、
途中で約分できるのか、
できないのかを決めさせます。
それから、計算させるだけで、
式を見るようになります」。