四則混合を計算する前に、
計算順を決めさせて、
計算順に、一つ一つの計算を、
それぞれ別の余白で計算させます。
このようなリードを続けると、
どの子も、四則混合を
確実に計算できるような力を持ちます。
と、
このようなことを読んで理解できたら
それは、読む体験と、
理解する体験から得る学習知です。
3×(5-3)= や、
3-4÷5= のような
四則混合の初歩から、
「計算順?」や、
「これ、ここで」のような言い方で、
計算する前に計算順を決めさせて、
一つずつ、余白で計算させます。
1問ずつでしたら、
子どもも、こちらもかなり面倒ですから、
4~5問ずつ、
このようなリードを繰り返します。
すると、
このような指導の体験から、
子どもの変化や、
こちら自身の変化を知ることができます。
指導する体験から得た知識ですから、
体験知です。
計算順を決めさせて、
1つずつ、余白で計算させるだけで、
子どもは、
四則混合を確実に計算できるように育ち、
「なるほど」と納得できる体験知です。
(基本 -1400)、(分数 -557)
関連:2023年08月28日の私のブログ記事
「四則混合の答えを出すためのパターンは、
子どもが自力でつかむものです。
つかみやすくなるリードの仕方が、
経験から分かっています」。