子どもはどの子も、
自分が自分自身をリードして
計算問題の答えを出しています。
周りの誰かに、
逐一、アレコレとリードされて、
答えを出しているのではないのです。
5+4= を、計算して、
答え 9 を出して、
5+4=9 と書くとき、
子どもは、
自分自身をリードしています。
筆算 のたし算を、計算して、
と書くとき、
子どもは、
自分自身をリードしています。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
5+4= の答えを出して、
5+4=9 と書く子を、
誰にリードされているのかを探るように
観察してみます。
あるいは、
筆算 のたし算の答えを出して、
と書く子を、
誰にリードされているのかを探るように
観察してみます。
このような観察をするとき、
こちら自身のことを知っていると
とても大きな助けになります。
5+4= や、
筆算 のたし算を、
計算している子を、
観察しているのはこちらです。
すると、
子どもを観察しているこちらの観察の仕方を
こちら自身にリードしているのは、
こちらの内面を探ってみると
どうやら、
自分自身らしいと思い当たります。
目の前で、
5+4= や、
筆算 のたし算を、
計算している子を、
どのように観察するのかを、
こちら自身にリードされて、
こちらは観察しています。
と、
このような自分をリードする自分を、
自覚するような
とても面白い体験知を得るはずです。
そして、
目の前で、
5+4= や、
筆算 のたし算を、
計算している子も、
こちらと同じように、
自分が自分をリードしているようです。
と、
子どもが自力で答えを出すことを
「なるほど」と思えるような
「自分をリードする自分」の仮説を
観察した結果の体験知として持ちます。
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関連:2023年09月11日の私のブログ記事
「計算の答えを自力で出すとき、
自分が、自分自身をリードしています。
教え方一つで、
このようなことに気付かせることが可能です」。