のような筆算のかけ算は、
8×4=32 と掛けて、
と書いて、
3 を覚えて、
8×3=24 と掛けて、
覚えている 3 を、24+3=27 と足して、
と書いて計算します。
同じことですが、
の答え 272 を出すまでの流れは、
8 と 4 を見ること、
8×4=32 と掛けること、
と書くこと、
3 を覚えること、
8 と 3 を見ること、
8×3=24 と掛けること、
覚えている 3 を、24+3=27 と足すこと、
と書くことまでです。
のような「2けた×1けた」の問題を、
繰り返し計算することから、
答えを出すまでの一連の流れ、
つまり、
答えを出すまでの一連のやることを
何らかのまとまりとしてつかみます。
この何らかのまとまりは、
言葉の集まりでもなければ、
イメージの集まりでもなくて、
姿形はないのですが、
子どもの頭の中に
「あれね・・・」のように捉えている何かです。
このような
答えを出すためにすることの一つのまとまりが、
子どもが自力で答えを出すときのガイドになります。
(基本 -1453)、(×÷ -250)
関連:2023年09月13日の私のブログ記事
「同じような計算を繰り返すと、
計算の組み合わせの流れのような何かを、
自然に感じます。
この一定の流れに子どもはリードされて、
自力で答えを出します」。