筆算のひき算 を中断して、
いたずら書きをしている子を、
今も使えるはずの「できること」に
絞って見るようにします。
そして、
筆算のひき算 に、
「2-8= 、引けない」、
「12-8=4」として、
と書いて、
「4 を、1 減らして、3」、
「3-1=2」として、
と書くために、
今も使えるはずの「できること」を探します。
そして、
探し出した力を利用して、
中断したままの の答えを出すリードをします。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
実際に、
筆算のひき算 を中断して、
いたずら書きをしている子に出会えたら、
今も使えるはずの「できること」を、
アレコレ探してみます。
例えば、
鉛筆を持っていることです。
いたずら書きをしているのですから、
鉛筆を持っています。
あるいは、
問題 の余白に
いたずら書きをしているのですから、
問題を見ています。
鉛筆を持っていることと、
問題 を周辺視野で見ていることから、
答えを出す気持ちが残っていると推測できます。
このような感じで、
今も使えるはずの「できること」を探します。
(基本 -1471)、(+- -812)
関連:2023年11月05日の私のブログ記事
「算数や数学の計算問題は、
身に危険など無い安全なところで行います。
ですから、「できない部分」を見る見方は
不自然です。「できる部分」を見る見方が
自然です」。