を、
左の十の位から足す子に出会えたら、
右の一の位から足すことを教えます。
目的は、
右の一の位から足す計算に
入れ替えることではありません。
右の一の位から足す計算も
左の十の位から足す計算と
同じ速さでスラスラと答えを出せるようします。
すると、この子は、
左の十の位から足す計算だけでなく、
右の一の位から足す計算でも
答えを出せるようになります。
そして、この子は、
を計算して、
と答えを書くための
2通りの方法を知ります。
子どもはとても合理的ですから、
必ず、どちらか一方を選びます。
実際に指導してみたら、
さまざまなことを体験知として知ります。
例えば、
左の十の位から足す習慣が邪魔して、
右の一の位から足す学びがはかどらないことです。
あるいは、
左の十の位から足すことを
そのまま続ける子もいれば、
右の一の位から足すことに
入れ替えてしまう子もいることです。
(基本 -1474)、(+- -813)
関連:2023年11月09日の私のブログ記事
「筆算のたし算 28+15= を、
左の十の位から足す子に、
右の一の位から足す計算も、
同じようにスラスラできるように教えます。
こうするから、子どもは自分の感覚で、
どちらかを選びます。個性です」。