のような「3けた×1けた」を、
初めて習う子に、実際に、
123 の百の位の 1 を、
何も言わないで隠すだけのリードをします。
こちらは、
子どもの真横からリードして、
子どものことをまったく見ないで、
問題 だけを見ます。
何も言わないで、
123 の百の位の 1 を隠すだけのこちらを、
子どもの探るように見る視線を感じても、
見返すこともしなければ、
視線を合わせることもしないで、
ただ問題だけを見ています。
子どもは、
の「2けた×1けた」を見ていますから、
計算できます。
計算できるので、
と書いたら、
隠していた 123 の百の位の 1 を見せます。
「計算できるはず」なのに、
計算しない子であれば、
計算しない理由が何であろうとも、
「計算できるから計算してしまう」習慣を育てます。
こちらが既に持っている習慣 :
「計算できれば計算してしまう」習慣に導かれて、
問題 に、
と計算する様子を
実況中継型リードで見せる教え方がシンプルです。
こちらのリードに従って、
と書いたら、
隠していた 123 の百の位の 1 を見せます。
さて、
の続きは、
掛ける数 2 と、123 の 1 のかけ算です。
初めての「3けた×1けた」ですが、
「計算の流れから推測できそうな計算」です。
「計算できるから計算してしまう」習慣の勢いで、
2×1=2 と掛けて、
と書こうと思えば、
書けるはずです。
子どもは、
十人十色、
100人100様です。
実際に教えることで、
さまざまな反応を観察できます。
すべて体験知です。
(基本 -1473)、(×÷ -257)
関連:2023年11月07日の私のブログ記事
「「できるはずのことを、やろうとしない」子に、
「できるはずのことを、してしまう」ことを、
繰り返し体験させます。やがて、
「できるはずのことを、してしまう」子に育ちます」。