繰り上がりのない筆算の虫食い算
や、
と、
繰り上がりのある筆算の虫食い算
や
を、
子どもが自力で計算できるようになるために、
両方を混ぜて、
それぞれの実況中継型リードを見せて教えます。
繰り上がりの有無を言葉で説明しないで、
答えの出し方だけを教えます。
例えば、
は、〇〇 の一の位の 〇 を示して、
「ゼロ(0)」と言って、
子どもが、 と書いたら、
一の位の 6 と 0 と 6 を示しながら、
「6+0=6」と言って、
続いて、
の十の位の 〇 を示して、
「さん(3)」と言って、
子どもが、 と書いたら、
十の位の 6 と 3 と 9 を示しながら、
「6+3=9」と言います。
くどいようですが、
は、
「繰り上がりのないたし算」と、
言葉で説明していません。
答えの出し方を、
計算する順に見せて教えているだけです。
あるいは、
は、〇〇 の一の位の 〇 を示して、
「く(9)」と言って、
子どもが、 と書いたら、
一の位の 6 と 9 と 5 を示しながら、
「6+9=15」、
95 の 5 を示して、
「5 は、これ」と言って、
66 の十の位の 6 の上の余白を示して、
「ここ、1」です。
子どもが、 と書いたら、
66 の十の位の 6 と、
その上に書いた 1 を示して、
「6 と 1 で、7」と言って、
十の位の 〇 を示して、
「に(2)」と言って、
子どもが、 と書いたら、
その真下の 9 を示して、
「7+2=9」と言います。
やはり、
は、
「繰り上がりのあるたし算」と、
言葉で説明していません。
答えの出し方を、
計算する順に見せて教えているだけです。
と、
このようなことを読んで理解できたら、
教える体験の裏付けがありませんから、
知っただけの学習知です。
実際に、
繰り上がりのない筆算の虫食い算
や、
と、
繰り上がりのある筆算の虫食い算
や
を、
それぞれの実況中継型リードを見せて教えます。
子どもが自力で計算できるようになるまでの
さまざまな変化を観ることができます。
すべて言葉にできないアナログの体験知です。
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関連:2023年11月23日の私のブログ記事
「繰り上がりのない虫食い算と、
繰り上がりのある虫食い算の
それぞれの実況中継型リードを、
見せて教えれば、子どもが、
違いに気付いて、区別して、
それぞれを自力で使えるようになります」。