と書く子に、
自力で訂正させると、
下から上を 8-6=2 と
ひき算の計算自体は正しいので、
また同じ答え を書きます。
ですから、
上から下を 16-8=8 と引く
正しい計算を教えます。
このとき、
「あなたは、下から上を引いています」、
「上から下に引くのが正しい計算です」のように、
言葉で説明しないように注意します。
こちらの説明を聞くとき、
子どもは、自動的に、
「入れる学び」になってしまいます。
自力で答えを出す
「出す学び」と真逆の向きです。
ですから、
の一の位の 6 と 8 を示して、
「6-8、引けない」、
「16-8=8」とだけ、
実況中継型リードで教えます。
こうすれば、
子どもは、
「出す学び」のままですから、
自力で答えを出すことにつながります。
(基本 -1506)、(+- -831)
関連:2023年12月11日の私のブログ記事
「筆算のひき算で、下から上を引く子がいます。
計算式全体をチラッとでも
見ることをしない子です。このことを、
知っただけでしたら学習知です。
見たら、体験知に変わります。
ミスした答えの正し方を指導したら、
体験知が増えます」。