「今」を、「今」から見ると、「できていない部分」を見てしまいます。「今」を、「未来」から見ると、計算できる「未来」から見ますから、「できている部分」を見ています。

3- {\Large\frac{2}{5}}=  の答えを、次の 3つができると、

自力で出すことができます。

① 引くことができません。

② 3 を、2 {\Large\frac{5}{5}} に書き換えます。

③ 2 {\Large\frac{5}{5}} {\Large\frac{2}{5}}=2 {\Large\frac{3}{5}}  と計算します。

 

 {\Large\frac{6}{11}}-4=  の答えを、次の 3つができると、

自力で出すことができます。

④ このまま引けます。

⑤ 8-4=4  と引きます。

 {\Large\frac{6}{11}} を付けて、4 {\Large\frac{6}{11}}  と計算します。

 

 

こちらが、

「今」を、「今」から見ているとします。

 

そうすると、

①~⑥ のどれか 1つでもできないことがあると、

その番号のところを

「できない」と見ます。

 

できている他の番号を

見てはいません。

 

 

この見方と違って、

こちらが、

「未来」から、「今」を見ているとします。

 

すると、

①~⑥ のどれか 1つでもできるようになると、

その番号のところを

「できるようになった」と見ます。

 

できていない他の番号を

見てはいません。

 

 

実際に、

子どもを指導すれば、

「できない」を見ているのか、

「できる」を見ているのか、

自分のことですから

判定できます。

 

「今」を、「今」から見ていると、

「できない」を見ています。

 

「未来」から、「今」を見ていると、

「できる」を見ています。

 

自分の内面を見れば、

「今」を

どこから見ているのかが分かります。

 

実際に指導して、

分かることです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1515)、(分数  {\normalsize {α}} -598)

 

関連:2023年12月20日の私のブログ記事

「整数から分数を引くひき算や、

帯分数から整数を引くひき算で混乱している子を、

「今」を、「今」から見て、指導します。

同じ子に、「未来」から、「今」を見て、指導します。

得られる体験知が違うことを知るはずです」。